軽井沢蒸留所は、活火山である浅間山の麓に1955年に設立されました。
避暑地としても有名な軽井沢は、海抜850メートルという高所に位置しており、そのスコットランドに似た湿度が高く涼しい気候はウイスキーづくりに適した環境でした。
1991年に日本ではいち早く、スコットランド産麦芽を取り入れ、熟成にはほぼオロロソシェリー樽を使用しています。
しかし、同蒸留所は2000年に製造を終了し、昨年、2012年には完全に閉鎖。
今後、ウイスキーがつくられることのない幻のシングルモルトとなってしまいました。
ヨーロッパで人気が再燃した軽井沢は、日本でも改めて評価され、発売と同時に完売となる状況が続いております。
在庫のみで姿を消してしまう稀少なジャパニーズシングルモルトです。
軽井沢1979は、長期熟成シェリー樽ジャパニーズモルトの味わいを完璧な形で表現したシングルカスクボトリングです。
グラスに注いだ瞬間からオールドオーク色の液体は圧倒的な気を放ち、甘やかなシェリー、プルーン、ヘーゼルナッツ、磨いたマホガニーの家具、ウイスキーの染みたコルク、ドライフルーツの芳醇な香りが溢れ出します。
味わいは33年とは思えないほど生き生きと艶やかで、ヘーゼルナッツクリーム入りの高級ベルギーチョコ、ドライイチジク、コーヒー、キャラメル、グレービーソースにシェリーの酸味が全体をまとめ上げ、カカオ、チェリー、オレンジピールのアフターテイストです。
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