新たなダスティーローズカラー
1905年、アメリカはミネソタ州で創業したRED WING(レッドウィング)。
すでに靴づくりのスペシャリストであったチャールズ・ベックマンと14人の仲間によって設立されたレッドウィング。
と、普通ならブランドの創業から特徴までを紹介するのがいつもの流れ。
だけど、レッドウィングに限ってはそれ不要。
90年代にとんでもないムーブメントを巻き起こし、男性を中心に制服状態だったレッドウィング。
わざわざ説明する必要がないくらい定番中の定番だ。
この6インチクラシックモックはRED WINGのマスターピース#875と同じくこだわりのアメリカ製、一生履ける靴としてソールの張替えができるグッドイヤーウェルト製法。
どんな場所でも歩きやすく、長時間履いても疲れにくいトラクショントレッドソール。
木型(ラスト)は23番。
皆から愛され続けているキング・オブ・ワークブーツのディテールをそのまま、レザーを変えたものである。
この#8208は美しく落ち着いたピンクカラーのラフアウトレザー、ダスティーローズ・アビレーンを使用。
繊維密度が最も高い部位である銀面(レザー表面)を内側に使い、起毛面を外側に使っている。
これは元々、頑丈でなくてはならないアウトドアシューズに多く用いられるものだ。
起毛面を薄くスライスして作る多くのスエードレザーとはまったく違う。
それがRED WINGの製法と組み合わさる。つまり、よりタフなワークブーツとなるのだ。
この新色はピンクとはいえ、くすんだピンクなので男性も抵抗なく履ける。
むしろ足元に華やかさがプラスされて様々なスタイルにマッチする。
タスランレースも同色でまとめられているので、かなり新鮮な一足です。
歴史あるクラシックモックに、2024年春新たに仲間入りした新色。
コアファンはもちろん、レッドウィングデビューにもちょうど良い一足です。