2024 新作 SUICOKE POLK サンダル サボサンダル スイコック サボ メンズ レディース

スイコックの逆襲

「本当に自分たちが欲しいもの、所有したいものだけを作っていく」。
そんな挑戦的創造開発をコンセプトに2006年に日本でスタートしたSUICOKE（スイコック）。

名だたるメゾンとのコラボを行ったり、世界の著名人が愛用していたり、最先端のファッションブランドとして君臨している。
日本でもその人気は高いのだが、欧米での知名度の方はさらに高いという何とも珍しいブランドだ。

そんなスイコックのPOLKは、何と言ってもソールのクッション性がたまらない。
スイコックの定番、インジェクションサンダルの1つ。
そもそもインジェクションは熱で溶かした材料を金型に流し込んで成型する方法。
だから、サンダルにつなぎ目が無く、アッパーとインソールとアウトソールが一体化されている。
アウトソールが剥がれたりする心配がなく、丈夫なのもこの成型方法の特徴の1つ。
アッパーとフットベッド、アウトソールまで一体感があり、軽く履きやすい。
その代わり細かなディテールなどを表現するのが難しい方法でもあります。

ところが、SUICOKEの場合はインジェクションサンダルとは思えないほど芸が細かい。
個人的に、一番近いのは弾力性のあるグミ。
実際に歩くと、少し飛び跳ねている感覚に近い。
この弾力性のおかげで足裏が痛くなりにくく、疲れにくいのだ。

ソールの秘密はまだまだたくさん。
オリジナル素材のフットベッドは抗菌作用があり、雑菌が繁殖しにくいからニオイ対策にも。
そして、スイコックの特徴でもあるフットベッドのアーチサポート。
足指の付け根、土踏まず、踵に配置されたこのサポートが、軽やかな歩行をサポートしてくれます。

アッパーは親指で分かれたスタイル。
エッジが効いたデザインだけど、シンプルだからコーディネートを選ばない。

さらに、流し込む材料を使い分けているのも驚き。
アッパーやソールには丈夫かつ軽やかな素材を。
フットベッドには歩行に合わせて足の裏を押し返してくれる様な反発力のある素材を使用。

エッジの効いたデザインでありながら、履き心地や歩きやすさはキープ。
逆輸入ブランド、スイコックの逆襲から目が離せない。