【ブルーベリーについて】
ブルーベリーは、収穫と観賞の両方が楽しめます。
春には鈴のような白い花が咲き、冬には葉が美しい紅葉へと変わります。
季節の移り変わりを楽しむことができるだけでなく、美味しい実も収穫できるため、ブルーベリーは庭に欠かせない樹木です。
たいていのブルーベリーは1本でも実がなりますが、たくさん実らせたいなら、異なる品種を近くに植えるとよいでしょう。
ブルーベリーの実には、アントシアニンという目に良いとされる成分が含まれています。

【チャンドラーの特徴】
500円玉ほどの、特大サイズの実をつけます。
サイズだけでなく、味も素晴らしいのがチャンドラーの魅力です。
ほどよい歯ごたえと甘味もあり、酸味も絶妙です。
特大サイズの美味しい実を頬張ることができるのは、チャンドラーだけです。
特にもぎたてのブルーベリーは非常に新鮮でおいしく、家庭菜園でのみ味わうことができます。
また、他の特大サイズの実をつける「タイタン」などは、雨に弱く裂果してしまう弱点がありますが、チャンドラーは裂果にも強く、収穫量も標準以上と、魅力がたくさんつまった品種です。
【ノーザンハイブッシュ系の特徴】
チャンドラーはノーザンハイブッシュ系です。
寒冷地に適しており、果実が美味しいことで知られています。
酸味と甘みのバランスがよく、生食で食べるととても美味しい系統です。

【概要】
学名：Vaccinium'Bluecrop'
タイプ：ツツジ科スノキ属落葉低木
系統：ノーザンハイブッシュ系
開花時期：4月頃
花色：白
収穫時期：6～7月
樹高：1～1.8m

【育て方】

■日当たり・置き場所
冷涼な気候を好みます。
通常は日当たりのよい場所で管理しますが、夏場は直射日光の当らない、涼しい半日陰で管理してください。
西日が当たる場合、西日が木影で隠れるようにするなど、遮る工夫をすると良いでしょう。

■植え付け時期
年中植付け可能ですが、9月中旬～12月上旬の秋植えか、3月から5月頃の春に植えるのが最適です。
暖地では、真冬に植え付けしても大丈夫です。
寒冷地の場合は、春の植え付けをおすすめします。

■用土
ブルーベリーは酸性土(pH4.5～pH5.2目安)で、有機質に富んだふかふかな土を好みますので、用土はブルーベリーの土など酸性に調整された培養土を使うのが良いです。

■水やり
春から夏にかけては、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりしてください。
夏場の乾燥は、果実がしぼんで落ちてしまう原因になりますのでご注意ください。

冬場は、鉢土の表面が乾いたら軽く与える程度にとどめてください。
冬になり落葉すると、ほとんど水は欲しがらなくなるので、土が乾きにくくなります。
土が乾かないままに水を与えると根腐れの原因となりますので、注意してください。

■肥料
3月と収穫後に、ブルーベリー用の肥料（果樹用肥料等）を施してください。
また12～2月に、寒肥として有機配合肥料などを施してください。

■病害虫
病害虫はほとんどつきません。
まれに高温多湿になるとイラガが発生しますので、発生したら殺虫剤などで駆除してください。

■剪定
剪定は、ほとんど必要ありません。
混み合った枝や古くなった細枝を落とす程度で大丈夫です。
自然樹形をお楽しみください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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