ストロマンテ・トリオスターは、緑の葉にクリーム色の斑、そして葉裏のワインレッドの3色が楽しめます。
葉が重なることで、葉裏のワインレッドが、その下にある葉を照り返し、3色以上の複雑な色相を見せてくれます。

休眠運動といって、昼と夜で葉が動く点が、本種の大きな特徴です。
昼は葉の付け根から曲がって、葉の表を見せていますが、夜になると葉が立ち上がり、葉裏のワインレッドが露出するのです。
葉の表裏で色相が大きく異なるだけに、葉が動いている様子もよく分かります。
昼と夜とで異なる雰囲気が味わえる、見ていて飽きない観葉植物です。

学名：Stromanthe sanguine 'Multicolor'
タイプ：クズウコン科ストロマンテ属 日耐寒性常緑多年草
原産地：南アフリカ、ブラジル
別名：ウラベニショウ、マルチカラー・バリエガータ
草丈：20～150cm
耐寒性：10℃まで
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
年間を通して明るい日陰に置き、直射日光は避けてください。
直射日光によって、葉が丸まったり、葉焼けを起こしてしまいます。

■用土
水はけの良い土壌を好みます。
市販の観葉植物用の培養土を使用するか、赤玉土6、腐葉土3の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
・春～秋
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
多湿にならないように注意しましょう。
・冬
気温が下がると生長が緩慢になり、水を多く必要としなくなります。
表面の土が乾燥して2～3日経過してから、水やりを春～秋同様に行ってください。

■葉水
葉水は、乾燥を防ぐだけでなく、ハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどでするようにしましょう。
葉にホコリが積もりやすいので、葉水のときに濡らしたティッシュペーパーか、ハンディモップを使って拭いて下さい。

■肥料
生長期の5～9月が適期です。
置き肥の緩効性肥料を、2ヶ月に1回のペースで施してください。
液肥の場合は、2週間に1回のペースで施してください。
室内で管理している場合、有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
また、冬に肥料が残らないように注意してください。

■剪定・手入れ
適期は5～10月の、温かい時期です。
この時期は、外側の古い葉がどんどん黄色くなり枯れていくので、都度取り除きましょう。
葉の付け根部分から、はがすように取り除くことができます。
また、花が咲いた場合は、花が終わったら切り落としましょう。

■病害虫
ハダニ、アブラムシ、カイガラムシなどに注意してください。

【お読みください】
造花ではありません。生きている観葉植物です。
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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