紅葉すると、葉が透き通った桃色になる、美しい観葉植物です。
春から秋にかけてはライムグリーンの明るい葉色で、気温が下がるにつれて、淡いピンク～濃いピンクへと紅葉していきます。

生育期の春～秋は茎をよく伸ばし、垂れるような株姿になるので、吊り鉢仕立てにしても綺麗です。
生育旺盛で育てやすく、初心者の方にもオススメです。

学名：Callisiarepens
タイプ：ツユクサ科カリシア属半耐寒性多年草
原産地：アメリカ、メキシコ
別名：シダレツユクサ
草丈：約15cm
耐寒性：5℃まで
耐暑性：強い(高温多湿には弱い)

【育て方】

■日当たり・置き場所
年間を通して、雨の当たらない、風通しの良い場所で管理してください。
春と秋は直射日光に当て、夏場は50％の遮光程度の明るい日陰に置いてください。
耐寒性が高くないので、冬場は屋内の、日あたりの良い場所に置いてください。

■用土
水はけの良い土壌を好みます。
市販の多肉植物用培養土を使用するか、赤玉土1、腐葉土、鹿沼土1の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
乾燥に強いので、必要以上の水やりは根腐れの原因になります。水は控えめ、乾燥気味に管理しましょう。
・春～初夏
週に1回が目安で、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
・梅雨
月に2回が目安で、同様に水やりしてください。
・夏
2周間に1回が目安で、鉢が半分濡れる程度に水やりしてください。
・秋
週に1回が目安で、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
・冬
月に1回が目安で、土の表面を濡らす程度の水を与えてください。

■肥料
生育期の春～秋に肥料は施し、冬は控えます。
置き肥の緩効性肥料を2ヶ月に1度のペースで施すか、希釈した液肥を2周間に1回のペースで施しましょう。
肥料の与えすぎは根を痛めるので、様子を見ながら施してください。
冬の肥料も根を痛めますので、冬になったら、置き肥は取り除いてください。

■剪定
適期は生育期の春～秋です。
傷んでいる枝や、伸びている枝は切り落としましょう。
蒸れて株が弱っている際は、根本から2cmくらいの場所で切り戻すと復活します。

■植え替え
生育旺盛なので、年1回のペースで植え替えを行いましょう。
植え替えの数日前から水を切らして土を乾かし、根をほぐしやすい状態を作り、傷んだ根を取り除いたうえで、1/3ほど根を切りとします。
新しい用土をつかって、元の鉢か、一回り大きい鉢に植え替えます。
水やりは、植え替え後4～5日後に行いましょう。

■ふやし方
挿し木でふやすことができます。
適期は5～8月で、枝をカットし、水はけの良い土に差して発根させましょう。
発根率は比較的高いほうです。

■病害虫
目立った病害虫はありませんが、カイガラムシに注意しましょう。

【お読みください】
造花ではありません。生きている観葉植物です。
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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