玉竜(たまりゅう)は、グランドカバーの代表格です。
常緑で、背が低く、日陰でも育ち、維持管理が簡単と、グランドカバーとして魅力的な点がたくさんある、非常に使いやすい植物です。
そのため、公園やゴルフ場などの多くの施設のグランドカバーとして活躍しています。
そんな玉竜を、敷き詰めやすいマット形式に整えました。
お庭の土を柔らかくすることで、そのまま敷いて定着させることができます。
もちろん、好きな形にちぎって植えることも可能です。

ご家庭では、お庭や玄関のグランドカバーはもちろん、他の植物を引き立てる寄せ植えとしてもご活用いただけます。
病害虫にも強く、天候や日陰、土質などの諸条件をほとんど問題としません。
初心者の方でも問題なく育てることができる、便利な植物です。

学名：Ophiopogonjaponicus
タイプ：ユリ科ジャノヒゲ属耐寒性常緑多年草
原産地：日本、中国、朝鮮半島
別名：ヒメリュウノヒゲ、チャボジャノヒゲ、ギョクリュウ
英名：Dwarfmondograss
開花時期：7～8月
花色：白、紫
草丈：約5cm
耐寒性：強い
耐暑性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たりがよい場所を好みますが、耐陰性があるので、日陰でも大丈夫です。
夏場の強い日差しによって、葉焼けして草の色が抜けてしまう場合があります。
葉焼けを避ける場合は、半日陰や、午前中だけ日のあたる場所で管理するとよいでしょう。

■用土
土質は特に選びませんが、保水性と通気性を両立させた用土が理想です。
市販の草花用の用土で問題なく生長します。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。
水切れに弱く、乾燥すると枯れてしまいます。夏場は特に注意してください。
また夏場の水やりは、涼しい早朝か、夕方にあげてください。

■植え込み
植える前に、深さ15cmほどを目安に、土を耕し、柔らかくしてください。
地面が固いままだと、根が地面に入らず、枯れてしまうおそれがあります。
根が完全に隠れるよう、深く植え付けてください。
ここで浅植えしてしまうと、根が乾燥して枯れてしまいますので、ご注意ください。
絨毯のように玉竜を敷き詰める場合は、雑草が残ったまま植えてしまうと、玉竜の隙間から雑草が出てきてしまいます。
可能な限り、雑草は除去してください。

■肥料
基本的に必要ありません。
速効性の化成肥料は肥料焼けを起こす原因となるので、控えてください。
生育が気になるときは、春や秋に、油かすなどの有機質肥料を適量施してください。

■病害虫
病気に強く、ほとんど心配ありません。
害虫もほとんどありませんが、ヒョウタンゾウムシの食害には注意してください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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