寒さに強く、東北地方から近畿地方にかけて分布する、日本固有の植物です。
すらりと伸びた細い茎に、シャンデリアのような花がつく姿が美しく、たくさんの花が風に揺れる姿は風情があります。

元々暗い林内に自生しているため耐陰性が強く、暗い場所を彩るシェードガーデンに用いても良いでしょう。
また、夏の風物詩として、茶花にも用いられています。
その美しい花姿、影でも育てられる便利さ、夏に咲く爽やかな花色から、国内はもちろん、海外でも広く愛されているお花です。

学名：Anemonopsismacrophylla
タイプ：キンポウゲ科レンゲショウマ属耐寒性落葉宿根草
原産地：日本
別名：蓮華升麻、アネモノプシス
開花時期：7～8月
花色：藤色～白
草丈：40～80cm
耐寒性：強い
耐暑性：やや弱い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
暗くて湿度の高い林内に自生しています。
年間を通して直射日光は避け、冬は霜が避けられる、凍らない場所で管理しましょう。
暑さに弱いので、夏場は温度の上がらない、風通しの良い日陰で管理しましょう。

■用土
水はけと保水性が両立した土壌を好みます。
市販の山野草用培養土を使用するか、赤玉土5、鹿沼土4、軽石1の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
強い乾燥を苦手とするので、特に夏場は水切れにならないよう注意しましょう。
冬場になると休眠期に入りますが、その差異も用土が乾いたら、都度水を与えて、完全に乾かさないようにしましょう。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
肥料を好みます。生長が始まる4月と、花後の9月頃に、置き肥の緩効性肥料を施しましょう。
また、4～5月、9～10月の間、2週間に1回のペースで液体肥料を適量施しましょう。

■病害虫
病気は軟腐病、白絹病、炭そ病、うどんこ病などに、害虫はアブラムシ、ハモグリバエ、ナメクジやケムシ、ネマトーダなどに注意してください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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