江戸時代から人気を博している、歴史ある植物です。
形の良い涙型の葉にはツヤがあり、また小さな鋸歯(きょし：葉のギザギザ)があるのでよく目立ちます。
本種はそんなヤブコウジの、斑入り品種になります。
葉の縁に白の斑が入った模様が美しく、明るい色調はお庭の雰囲気を明るくしてくれます。
もともと林などの、日陰の湿った場所に自生していますので、耐陰性があります。
暗くなりがちな日陰シェードガーデンにオススメです。
斑入りですので、和風でも洋風でも合いますし、寄せ植えからグランドカバー、カラーリーフとしても楽しめます。

また、ヤブコウジはお正月の縁起物としても有名で、十両(ジュウリョウ)という縁起の良い名前でも親しまれています。
花言葉が「明日への幸福」とまた縁起が良いので、贈り物としても人気です。
日本に自生しているだけあって、北海道南部以南で育てられる適応力があり、育てやすく、初心者の方にもピッタリです。
※ヤブコウジは赤い実をつけるのですが、斑入り品種は結実しませんのでご注意ください。

学名：ArdisiajaponicaVariegata
タイプ：サクラソウ科ヤブコウジ属耐寒性常緑低木
原産地：日本、東アジア
別名：藪柑子(ヤブコウジ)、十両(ジュウリョウ)
樹高：約15cm
耐寒性：強い
耐暑性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
半日陰を好みますので、樹木の下や塀の陰、家の北側などの暗い場所に植えてください。
強い日にあたると、葉やけを起こしてしまいます。

■用土
水はけの良い土壌を好みます。
市販の草花用の培養土を使うか、赤玉土小粒6、腐葉土4の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えます。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
4～11月のあいだ、2ヶ月に1回のペースで、緩効性化成肥料か固形油かすを施しましょう。

■植え替え
適期は2～4月、9～11月です。
鉢植えの場合は、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、2～3年に1度を目安に植え替えましょう。

■病害虫
アブラムシやハマキムシなどに注意しましょう。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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