コプロスマは、ニュージーランド原産の常緑低木です。
寒くなると葉色の深みが増していく、葉色の変化が楽しめるカラーリーフです。
夏場は緑色が強く出るのですが、寒くなるとワインレッドの暗色が縁に、中央には鮮やかな朱色が入ります。
この葉の縁と中央で異なる赤い濃淡が、鮮やかな夕日のようにも見える、美しい品種です。

「ミラーブッシュ」の異名をとるほど、葉は硬質で強い光沢があるので、陶器の飾り花のような存在感があります。
お庭のアクセントや、寄せ植えの素材として最適です。
生育スピードは比較的ゆっくりで、時間をかけて大きくなっていきます。
どんな植物とも相性が良く、初心者の方でも安心して育てることができます。

学名：Coprosma
タイプ：アカネ科コプロスマ属半耐寒性常緑低木
原産地：オーストラリア、ニュージーランド
別名：ミラーブッシュ
英名：Mirrorbush
樹高：15～50cm
耐寒性：-5℃まで
耐暑性：強い(高温多湿には弱い)

【育て方】

■日当たり・置き場所
日陰でも育ちますが、日当たりのよい場所で育てたほうが徒長せず、また葉色が鮮やかになります。
耐寒性がやや弱いので、寒冷地では鉢植えで育てましょう。

■用土
水はけがよく、通気性のある土が適しています。
市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
元肥として、緩効性化成肥料を植えつけ場所の土や用土に混ぜこみましょう。
鉢植えの場合のみ、春と秋の成長期に、液体肥料や緩効性の固形肥料を追肥してください。
多肥にすると葉色が悪くなるので、株の様子を見ながら施してください。
また、夏や冬に肥料が残らないように注意してください。

■剪定
適期は4月です。
全体のバランスを考え、好みの高さで伸びた枝を切りそろえてください。

■ふやし方
さし木で増やせます。
4月下旬～6月、9月下旬～10月中旬に、茎の先端から5～10cmほど切って、清潔な用土に挿しましょう。

■病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや毎年の気象などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、弊社基準に達した個体のみ出荷しております。ご了承ください。

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