【オステオスペルマムについて】
南アフリカ原産のキク科の植物で、キク科らしい、綺麗な放射線状の花を咲かせます。
何よりの魅力は、多彩で美しい花色です。
様々な品種があり、それだけ多彩な花色が楽しめます。
中にはシルバーがかったものや、花がグラデーションになっているものなど、複雑な色合いを有するものが多く、他の花にはない魅力を有しています。
しかも開花時期が長く、うまく夏越しできれば春と秋に花が観賞できます。
南アフリカ原産だけあって乾燥にも強く、土壌も選ばないため、育てやすい点も嬉しいポイントです。
そのため、ギフトや贈り物としても重宝される、手軽かつ美しい花です。

【パティエシリーズについて】
パティエは、松原園芸さんが育種したオリジナル新品種です。
菓子職人を表すパティシエに由来し、お菓子のような色合いのオステオスペルマムを作っていきたい、という思いが込められています。
少しくすんだ花色がシックで、菓子細工のようにも見える、美しいシリーズです。
【品種特徴】
パティエ シュガーinベリーは、パステルカラーのピンクの花びらに、白い砂糖をふりかけたように白い斑が入った、お菓子のような花姿が素敵な品種です。
この斑が特徴的で、花弁(花びら)の根本ではなく、根本の少し手前に白が入るので、まるで光が反射しているようにも見えます。
咲き始めは白っぽく、徐々にピンク色に染まっていく様子が楽しめます。
コンパクトながらもよく花が付くので、花壇はもちろん、コンテナ、寄せ植え、ハンギング仕立てにしても良いでしょう。


【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

学名：Osteospermum hybrids
タイプ：キク科オステオスペルマム属 半耐寒性多年草
原産地：南アフリカ
別名：アフリカンデージー
英名：African daisy
開花時期：春、秋
草丈：約20cm
耐寒性：普通
耐暑性：やや弱い(高温多湿に弱い)

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たりと風通しのよい場所を好みます。
鉢植えの場合は、直接雨が当たらない、日当たりがよいところで管理しましょう。
寒さに比較的強く、関東以南の暖地では戸外で冬越しができますが、霜は避けてください。
一方で夏の暑さや蒸れには弱いので、夏場は、半日陰の風通しの良い場所で管理してください。
地植えの場合は、軒下などの雨が当たりにくい場所で、日当たりと水はけが良い環境が適しています。

■用土
弱酸性にやや弱く、日本の土の大部分は弱酸性のため、地植えする場合は、苦土石灰をすこしまくなどして、アルカリ性に近づけてから植えこんでください。
鉢植えする場合は、草花用の培養土を用いるか、赤玉土中粒4、腐葉土4、鹿沼土中粒2の割合や、赤玉土中粒3、腐葉土5、バーミキュライトかパーライト1、ピートモス1で配合したものがよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
夏場や梅雨時は、多湿にならないように注意しましょう。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
開花期間が長いので、その分肥料を定期的に施してください。
液体肥料なら月に2～3回、固形肥料なら月1回のペースで施してください。

■花がら摘み
枯れた花がらをこまめに摘み取ると、連続して咲き続けます。
また、病気の予防にもつながります。

■病気と害虫
灰色かび病が3月～7月に発生しやすいですが、花がらや枯れた葉を取り除くことで予防することができます。
アブラムシ、ヨトウムシが発生しますので、見つけ次第駆除しましょう。

【お読みください】
出荷タイミングにより、鉢の形や鉢色が変わる場合があります。
商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。
また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます。予めご了承下さい。

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