玄海ツツジは九州～朝鮮半島に自生するツツジで、これはその園芸品種になります。
花弁が波打ったウェーブ状になっており、それが幾重にも重なった華麗な花を咲かせます。

強い剪定にも耐えるので、庭木にぴったりです。
耐寒性も強く、土質も選ばないので、関東以南なら地植えできます。
成長すると、開花期には美しい花が枝いっぱいに咲く姿を鑑賞できます。
丈夫で育てやすく初心者の方にピッタリの品種です。

学名：Rhododendron mucronulatum var. ciliatum
タイプ：ツツジ科ツツジ属 半耐寒性落葉低木
原産地：日本
別名：玄海躑躅
開花時期：3～4月
咲き方：二重～八重咲き
花色：ピンク
草丈：50～150cm
耐暑性：強い
耐寒性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日光を好みます。
日当たりの良い場所で管理してください。
直射日光が6時間以上当たる場所が理想ですが、3～5時間日光に当たるような半日陰でも育てられます。

■用土
水はけがよい土壌を好みます。
市販のツツジ・サツキ用培養土か、赤玉土3、鹿沼土3、ピートモス4の割合で配合したものなどが良いでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
油かすなどの緩効性肥料が有効です。
花が終わった頃と、枝が充実した9月、休眠期の1月頃に施しましょう。
肥料は多すぎると悪影響を及ぼします。
施す量には注意しましょう。

■植え替え
適期は4月、9月、10月です。
2年に1回のペースで行います。
鉢から抜いたら、根から1/3ほど土を落とし、ひと回り大きい鉢に植え替えてくだし。
浅めに植えるのがコツです。

■剪定
強剪定にも耐える丈夫さを持っています。
花柄は、こまめに摘んでください。
また、花終わり後に伸びた枝には花芽がつきますので、花後はすぐに剪定するとよいでしょう。

■病害虫
ベニモンアオリンガの幼虫に注意してください。
夏ごろ発生し、つぼみを食べてしまいます。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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