【ライスフラワーについて】
小さな花のつぼみをたくさんつけます。
その様子がお米にそっくりなため、「ライスフラワー」と呼ばれています。
つぼみがついてから開花するまでの観賞期間が長く、また花もちが良いので、切り花やドライフラワーとして人気です。
オーストラリアに自生しており、そのため他にはない独特な姿をしています。
ユニークで人目をひく、魅力あふれる花木です。

【品種特徴】
普通のライスフラワーは、お米のように真っ白な花色をしているのですが、花色がピンクに染まったものが、この「カシスピンク」です。
発色よく、まっすぐに伸びた茎の先だけにつぶつぶと付いたつぼみは可愛く、独特の魅力があります。
葉や樹形はローズマリー少しにており、茎を覆うように、細い葉がびっしりとついています。
青々と茂り、元気に上に伸びる草姿は魅力的で、花がなくても十分に観賞価値があります。
蒸し暑さや寒さに弱いですが、病害虫に強く、しっかり管理をすれば元気に育ってくれます。

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

学名：Ozothamnus diosmifolius
タイプ：キク科オゾタムヌス属 半耐寒性常緑低木
原産地：オーストラリア
英名：Rice Flower
開花時期：3月下旬～6月上旬
草丈：30～300cm
耐寒性：やや弱い
耐暑性：弱い

【育て方】

■日当たり・置き場所
日なたを好みますが、高温多湿に弱いので、夏は注意が必要です。
夏場は強い日ざしを避け、風通しのよい半日陰で管理してください。
また、耐寒性も強くありません。
暖地であれば、寒風と霜が当たらない軒下などで冬越しさせることができます。
寒い地域でも、室内に取り込めば冬越し可能です。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。
高温多湿が苦手なので、特に梅雨どきは過湿にならないように注意してください。

■肥料
基本的に必要ありません。
生長を促す等の理由で施す場合は、春と秋の生育期に、少量だけ施してください。
肥料が多いと、肥料焼けを起こしてしまいます。

■病害虫
特に問題になる病害虫はありません。

■用土
水はけと通気性のよい土が適しています。
市販の草花用培養土に軽石またはパーライトを2割ほど混ぜるか、赤玉土小粒5、腐葉土3、軽石(またはパーライト)2の割合で混ぜたものなどを用いるとよいでしょう。

■植えつけ、植え替え
花後の5月中旬から6月上旬に、1～2回りほど大きな鉢に植え替えます。
根がよく張っている株で鉢を大きくしたくない場合は、根鉢をくずして同じ大きさの鉢に植え替えるとよいでしょう。

■ふやし方
挿し木で殖やすことができます。
5月から6月、または9月に、茎の先端を6cmくらいに切り、十分に水あげしたのち、清潔な用土にさしてください。

■切り戻し
花後、樹高の半分くらいの高さの緑の葉がついている位置で切り戻し、風通しをよくしましょう。
花が色あせても散らずに残っているために、なかなか思いきって切ることができないかもしれませんが、切り戻しが遅れると、下葉が枯れて見苦しくなったり、樹形がくずれたりします。

【お読みください】
出荷タイミングにより、鉢の形や鉢色が変わる場合があります。
商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。
また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます。予めご了承下さい。

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