【ヘリクリサムについて】
ヘリクリサムはオーストラリアや南アフリカなどと中心に、約500種もの品種があります。
葉色が美しいものが多く、花壇の寄せ植えなどによく利用されています。
品種によっては耐寒性が低く、日本では一年草として扱われているものも存在します。

【品種特徴】
ティアンスチャニカムは、葉も花も楽しめるカラーリーフです。
葉全体に、細い産毛のような白い毛が生えており、これが葉を綺麗な銀色に見せています。
銀色に発色した細い葉は、それだけで観賞価値が高いのですが、初夏には黄色い花も楽しめます。
丸くて小さな、鮮やかな黄色の花は、銀色の葉とよく合い、明るくお庭を照らしてくれるでしょう。
寄せ植えにも、グランドカバーにも最適です。
ヘリクリサムの中でも耐寒性が強く、丈夫な品種なので、初心者の方にもオススメです。

学名：Helichrysum thianschanicum
キク科ヘリクリサム属 半耐寒性常緑多年草
原産地：中央アジア
別名：麦藁菊(ムギワラギク)、帝王貝細工(テイオウカイザイク)
英名：Icicle plant, Silver spike
開花時期：5～6月
花色：黄色
草丈：10～40cm
耐暑性：普通
耐寒性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たりと水はけ、風通しが良い場所を好みます。
夏場の強い日差しは避け、半日陰の、風通しが良い場所で管理してください。

■用土
水はけがよく、中～アルカリ性の、やや痩せた土壌が適しています。
市販の草花用の培養土か、赤玉土小粒6、腐葉土4の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。
乾燥気味を好み、高温多湿に弱いので、夏場の過湿に注意しましょう。

■肥料
もともと痩せた土地に自生する植物なので、特に必要ありません。
施す場合は、元肥として、緩効性肥料を株元に置いてください。

■植え替え
適期は春か秋です。
鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、1～2年に1回必要です。

■病害虫
非常に丈夫で、特に注意すべき病害虫はありません。
しかし、高温で乾燥する気候になると、ハダニが発生するおそれがあります。

■手入れ
花の色が変色してきたら、早めに摘み取りましょう。
花柄をこまめに取ると、花がつきやすくなります。

■剪定
高温多湿に弱いので、梅雨の時期に切り戻しを行って、風通しをよくしてください。
秋になると、また葉が茂ります。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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