南天は、「難を転ずる」ことにも通じるため、縁起木、厄除け、魔除けとして古くから庭に植えられてきました。
そんな南天の、赤南天と白南天の苗を、縁起よく寄せ植えにしました。
常緑樹ですので、冬になっても葉を楽しめます。
季節を問わず、賑やかにお庭や玄関を彩ってくれる寄せ植えです。

また、その実は古くから生薬として利用されており、現在でも、南天ののど飴が市販されるなど、広く使われています。
o-メチルドメスチシンという成分を含んでおり、咳止めやのどのあれに効果があるとされています。

学名：Nandina domestica
タイプ：メギ科ナンテン属 常緑低木
原産地：日本
別名：オカメナンテン
開花時期：6～7月
花色：白
実のなる時期：11～2月
樹高：20～200cm
耐寒性：強い
耐暑性：強い

【※出荷タイミングにより、鉢の形や鉢色が変わる場合があります。商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございますが、あらかじめ、ご了承下さい】

【育て方】

■日当たり・置き場所
午前中の光が当たるような半日陰地を好み、強い西日の当たる場所は嫌います。
日陰でも育ちますが、鮮やかな紅葉になりません。
土質は特に選びませんが、通気性、水はけがよく、適度な湿度を保つ肥沃な土を好みます。

■用土
市販の花木用の培養土を用いるか、赤玉土小粒4、腐葉土3、黒土3の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、根付いたらほとんど必要ありません。

■肥料
庭植えでは、冬に鶏ふんなどの有機質肥料と緩効性の化成肥料を混合したものを施してください。
匂いが気になる場合は、窒素・リン酸・カリのバランスの取れた化学肥料のみを施してください。
また、鉢植えの場合は、植え替え時にカリ・リン酸を多めに含む肥料を、用土に混ぜると良いでしょう。

■病害虫
カイガラムシや、すす病、モザイク病などに注意してください。

■剪定
適期は、実が落ちたあとの3～4月上旬です。
5～6月の花を剪定すると、赤い実がつかなくなるので注意してください。
実をつけた枝は数年花をつけなくなるため、実がついた枝を剪定すると良いです。
また、枯れた茎や衰弱した茎を根元から切ると、新しい茎の伸長を促すことができます。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。 ご了承ください。

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