【カルーナについて】
カルーナは、ヨーロッパや北アフリカなどに分布する、常緑性の低木です。
寒くて乾燥した荒れ地に生えるため、寒さに強く、頑丈です。
カルーナには非常に変異が多く、たくさんの園芸品種があります。葉色や花の色、まっすぐに伸びるものや、這うものなど、非常にバラエティー豊かな姿を楽しむことができます。

【ガーデンガールズ・クレアについて】
垂れるように枝を伸ばす姿が可愛い品種です。
葉色が濃くて、コンパクトにまとまるため、寄せ植えにも向いています。
9～11月頃にかけて、紫色や白色の、米粒のような花をたくさんつけます。
葉と入れ替わるように、直接枝に付く花は、まるで違う植物に変化したかのような錯覚を覚えるほど、大きな違いを見せてくれます。

学名：Calluna vulgaris ‘Garden Girls’
タイプ：ツツジ科カルーナ属 耐寒性常緑低木
別名：ギョリュウモドキ
開花期：9～11月頃
耐寒性：強い
耐暑性：弱い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】 花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
冷涼な気候を好み、やせた酸性土でほかの植物が育ちにくいところに生育します。
高温多湿の蒸れに弱く、風通しのよいところで、水はけよく、しかも乾燥させないことが大切です。
暖地では大株に育てることは困難です。

■用土
鹿沼土など、肥料分が少なく、水はけのよい酸性土がオススメです。
冷涼地では、ピートモスなども利用できます。

■水やり
乾燥は枝枯れ、株枯れの原因となりますので、乾かさないように管理してください。
葉がしおれないためわかりにくいのですが、用土の乾き具合を見て十分に与えてください。

■肥料
ほとんど必要ありませんが、生育促進のために、低温期に薄い液体肥料を施してもよいです。

■病気と害虫
病気：ほとんどありません。

害虫：コガネムシの幼虫が根を食害することがあります。鉢植えのものは、ときどきチェックしておくのが確実で、根詰まりによる根の傷みも早く発見できます。

■植え替え
植え替え：株の老化や根腐れ予防のために、年1回植え替えを行うのが安全です。春か秋に根をほぐして、新しい用土で植えつけてください。

■刈り込み
開花後に刈り込みを行い、形を整えてください。
放任だと、伸びすぎて乱れるだけでなく、下葉が枯れ上がり、株の中心部が蒸れて枯れ込みやすくなります。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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