カルーナ・ブルガリスは、かわいい小花がたくさん咲く品種です。ピンク八重と白系があります。
色ミックスで、状態の良いものから、選んで出荷します。
花色のご指定は出来ません。単色になる場合もあります。

ツツジ科の常緑低木のカルーナは寒さに強く開花期が秋から冬なので、クリスマスローズや球根類などとの寄せ植えにも利用され近年人気の植物です。
もちろん単体植えやロックガーデン風にしたりと楽しみ方は色々です。
水を切らさないように管理すると花が終わっても、花がらがドライフラワーのようについたままになって長い間楽しむことができます。
荒れた酸性土壌に育ち、円筒形やベル型の花を咲かせます。
耐寒性がとても強いですが、耐暑性が弱く、夏にできるだけ涼しい環境で育てることがポイントとなります。

学名：Calluna vulgaris
タイプ：ツツジ科カルーナ属 耐寒性常緑低木
原産地：シベリア、ヨーロッパ、北アフリカ
別名：ヘザー、御柳擬き(ギョリュウモドキ)
英名：Heather
開花時期：9～11月
樹高：20～60cm
耐寒性：強い
耐暑性：弱い

【※ご購入時期によって切り戻し後の花無し・葉のみの株を出荷します。出荷タイミングにより、苗の大小がありますが、生育に問題が無い苗を選んで出荷します。植物ですので多少の葉傷み等がある場合もございます】

【育て方】

■日当たり・置き場所
冷涼な気候を好み、カナダなどでも野生化しています。
ヒースランドとも呼ばれる荒れ地のようなところに見られ、やせた酸性土でほかの植物が育ちにくいところに生育します。
高温多湿の蒸れに弱く、風通しのよいところで、水はけよく、しかも乾燥させないことが大切です。
暖地では大株に育てることは困難です。
日当たりの良い場所で管理しましょう。日照不足になると、葉色や花付きが悪くなる事があります。
高温多湿に弱いので、夏は風通しの良い半日陰などに移動しましょう。

■用土
肥料成分が少なく、水はけが良い酸性土壌が適しています。
鹿沼土7：ピートモス(もしくは腐葉土)3の割合で配合した土が良いです。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えます。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
ほとんど必要ありませんが、生育促進のために、春と秋に緩効性肥料を施しておくとよいです。

■病害虫
アブラムシやコガネムシに注意しましょう。

■植え替え
適期は9月下旬～10月上旬です。
鉢植えは根詰まりを起こしやすいので、1～2年に1回植え替えを行いましょう。

■ふやし方
さし木：さし木で容易にふやせます。暖地では、数年ごとにさし木で株を更新しておくと生育がよくなります。
株分け：少し大きな株なら植え替えの適期に株分けもできます。

■刈り込み
開花後に刈り込みを行い、形を整えましょう。
放任のままですと、伸びすぎて乱れるだけでなく、下葉が枯れ上がり、株の中心部が蒸れて枯れ込みやすくなります。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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