【エケベリアについて】
エケベリアは、メキシコや中南米の砂漠地帯が原産で、その品種ごとに多様な色彩と、バリエーション豊かな姿形をしています。
「花が咲いているような美しい見た目」をしていることから、人気のある多肉植物です。
メキシコの厳しい乾季を乗り切るために、水を蓄える多肉植物たちが進化してきましたが、その中でも、エケベリアは比較的乾燥の厳しくないエリアの木陰や、岩の隙間に自生しています。

【品種特徴】
美しくロゼット状に展開する、肉厚の葉が特徴です。
葉先には小さなトゲがあり、寒くなるとこのトゲから赤く紅葉していきます。
鮮やかな赤と葉本来の緑のコントラストが美しく、コンパクトサイズでも十分に見ごたえがあります。

【※商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます】

学名：Echeveria agavoides 'Lemaire'
タイプ：ベンケイソウ科エケベリア(クラッスラ)属
耐寒性：1℃まで
耐暑性：普通(高温多湿に弱い)

【育て方】

■日当たり・置き場所
強い日差しを好まない品種です。
夏場は特に日差しが強いので、遮光カーテン越しに日光を当ててください。
春や秋は、基本的には直射日光に当てても大丈夫ですが、株の様子を見ながら必要に応じて遮光してください。
湿気に弱いので、風通しの良い場所が理想です。

■冬越し
多肉植物の中では比較的耐寒性はありますが、気温が1℃以下になる場合は、室内に取りこんで管理してください。
昼間は、できるだけ日の当たる場所で管理して、日光を当てましょう。
日光が当たりますが、窓辺は外気と同じ気温になりやすいので、置かないでください。

■用土
用土は、水はけのよいものを使いましょう。
また、植え付け後すぐに水やりをすると、根腐れの原因となるので、水やりは、植え付け後7～10日経過してから行いましょう。

地植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで、水はけの良い環境を作ります。
水はけの悪い土地の場合は、さらにパーライトや川砂などを混ぜたり、高植えにするなどの対策を施しましょう。
鉢植えの場合は、市販の多肉植物の土などで問題なく育ちます。

■水やり
水やりに対してデリケートな品種です。
水分が多いと根腐れを起こしてしまいます。
土が中まで乾いてから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えてください。
特に冬は控えめに施しましょう。

■肥料
基本的に不要です。

■病害虫
アブラムシ・カイガラムシ・ハダニなどに注意してください。
花芽や、新芽など柔らかいところは、被害を受けやすいので特に気をつけてください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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