茎元が肥大化する塊根植物(コーデックス)です。
根がぷっくりと膨らんだ姿は、塊根植物にしか出せない独自の魅力を有しており、盆栽としても育てられています。
ハート形の葉に、真っ赤に染まった葉脈がよく映え、塊根植物の中でも屈指の美しさを誇ります。

赤く染まった葉柄(葉の付け根から伸びる茎)が長く、全体として赤い印象が強く出るのも、魅力のひとつです。
この鮮やかな赤は、葉が展開しきると変色し、うっすらとピンクを残したアッシュグレーになります。
その様子も美しく、見ていて飽きない品種です。

学名：MoraceaeFicus
タイプ：クワ科フィカス属非耐寒性常緑多年草
原産地：メキシコ
耐寒性：10℃まで
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
一年を通して、直射日光のよく当たる、風通しの良い場所で管理しましょう。
日光が不足すると赤い葉脈が薄くなり、葉も大きくなってしまいます。
風通しが悪いとカイガラムシなどの害虫が発生しやすくなりますので、注意しましょう。
寒さを苦手とするので、涼しくなってきたら屋内に移動させましょう。

■用土
水はけのよい、肥沃な土壌をお飲みます。
市販の観葉植物用培養土に、パーライトを2割ほど足したものなどがよいでしょう。

■水やり
季節によって異なります。
・春：休眠明けの春は、新芽が開き始めてから徐々に水やりを再開させましょう。
土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
・夏：夏は成長期で、直射日光の当たる環境下なら、毎日水やりをしましょう。
梅雨でも雨ざらしにして大丈夫です。
・秋：涼しくなってきたら、徐々に水やりの回数・量を減らしましょう。
・冬：落葉が始まったら、春まで断水します。しかし。1か月に1～2回のペースで、土の表面を濡らす程度の水やりを行いましょう。

■肥料
成長期の夏に、薄めた液肥を適量施しましょう。

■剪定
小さな枝葉を選定するならいつでも大丈夫ですが、
幹を切るなどの大きな剪定は4～5月、9月頃に行いましょう。
寒い時期、暑すぎる時期に大きな剪定を行うと、株が傷んで枯れる可能性がありますので、注意してください。

■病害虫
カイガラムシなどに注意してください。

【お読みください】
造花ではありません。生きている観葉植物です。
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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