晩春から夏にかけて、白い綿毛のような花を咲かせる花苗です。
しかし葉も美しく、カエデのような切れ込みの深い葉に、葉の中央に黒褐色の斑が入った、落ち着いた美しさのある葉姿が楽しめます。

また葉が込み合っても絡まらず、葉のそれぞれが整然と立ち上がるので、見栄えよく鑑賞できます。
つるを伸ばして垂れ下がるように成長するので、ハンギング仕立てにしてもよいでしょう。
まだまだ流通量の少ない、珍しい品種です。

学名：Tiarella'RunningTiger'
タイプ：ユキノシタ科ズダヤクシュ属耐寒性常緑多年草(寒冷地ではやや落葉します)
原産地：北アメリカなど
別名：喘息薬種(ズダヤクシュ)
開花時期：晩春～夏
花色：白
草丈：20～40cm
耐寒性：強い
耐暑性：普通

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
強い日差しに弱く、強い日差しによって葉焼けしていまいます。
蒸し暑さを苦手とするので、特に夏場は日陰～半日陰の、風通しの良い場所で管理しましょう。
夏以外はある程度日に当たる環境が理想で、午後から日陰になる場所や、落葉樹の株元などが適しています。

■用土
水はけと保水性を両立させた土壌を好みます。
市販の草花用培養土を使用するか、赤玉土7、腐葉土3の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
多湿による根腐れにも注意する必要がありますが、乾燥にも弱く、一定以上乾燥すると葉色が悪くなっていまいます。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
地植えの場合、他の草花が植えられている場所であれば、肥料は必要ありません。
鉢植えの場合は用土に元肥を入れ、追肥として春と秋に少量の緩効性肥料を施しましょう。
液体肥料なら、月に2回が目安です。
肥料を与えすぎると、葉だけが育ちすぎてしまう場合がありますので、注意してください。

■剪定・手入れ
花が終わったら、こまめに花柄を取り除きましょう。
また、春前に傷んだ葉を取り除くことで、新しい葉がよく生えるようになります。
冬に株全体を短めにカットすることで、翌春の葉が新芽や花芽のみになり、見栄えがよくなります。

■病害虫
目立った病害虫はありませんが、アブラムシなどに注意しましょう。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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