すっと伸びた、棒状の葉が特徴的な観葉植物です。
葉の縞模様や、円柱状の形から「トラノオ」とも呼ばれています。

最初は扇状に広がっていくのですが、途中からロゼッタ状に成長していきます。
コンパクトながも人目を引き、存在感がありますので、リビングや玄関の小スペースに置いても、優秀なインテリアグリーンとして活躍してくれます。
乾燥に強く、水を少々忘れたくらいではビクともしない、初心者の方にも丈夫で育てやすい観葉植物です。
いっぽうで、水のやり過ぎによる根腐れを起こしやすいので注意が必要です。

学名：SansevieriaBoncellensis
タイプ：リュウゼツラン科サンセベリア属非耐寒性常緑多年草
原産地：熱帯アフリカ
別名：サンスベリア、センセベリア、クリンチトセラン、トラノオ
耐寒性：10℃まで
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当りの良い明るい場所が適していて、光線不足になると葉が徒長します。
夏の強い直射日光に当たると葉焼けをしますので、夏は半日陰で管理してください。
最低気温10度以上は必要ですので、外気が15度以下になりましたら室内に取り込むようにします。

■季節毎の管理と注意点
・冬～春
前項に沿った場所で管理を行いますが、低温加湿になると腐敗するので8度以下になったら水やりは止めます。
また、水を与えないで乾燥状態にしておくと5度程度でも越冬します。
ただし、暖房のきいた部屋で管理する場合は、月に1回ほど、土が軽く濡れる程度に水やりをします。

・春～秋
外気温が20度以上になると生育期に入ります。
高温と日当りが良いとよく成長し繁殖も容易に可能です。
繁殖には株分け、根伏せ、葉挿しがありますが斑入り品種は葉挿しをすると元の緑葉(先祖返り)に戻るので株分けが良いでしょう。

■用土
水はけの良い土壌を好みます。
市販の観葉植物用培養土を使用するか、赤玉土5、腐葉土4、川砂1の割合で混ぜたものがよいでしょう。

■水やり
乾燥に強く、多湿に弱いです。
土が乾き切ってから与えますが、低温期(冬)はほとんど活動していないので水やりは控えましょう。
特に低温期の多湿は根腐れになりますので、注意してください。

■肥料
5～10月頃に2ヶ月に1回、緩効性化成肥料を施してください。

【お読みください】
造花ではありません。生きている観葉植物です。
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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