観葉植物の代表的な存在「オーガスタ」とよく似ています。
ストレリチア・レギネは別名「極楽鳥花」と呼ばれており、名の通り、オレンジ、青、赤が絶妙に配色された、極楽鳥そっくりの、とても美しい花を咲かせます。

葉もまた魅力的で、大きな扇形の葉は存在感があり、表面はワックスを塗ったかのようなツヤがあります。
葉色は新芽ほど明るく、成長すると深いモスグリーン色に染まっていくので、ひと株で、徐々に染まる葉のグラデーションが楽しめます。
この大きな葉だけでも十分に美しく、インテリアグリーンとして最適です。
また丈夫で、寒さにも強いため、初心者の方にもオススメですが、適切な環境下でないと花は咲きません。
ぜひトライしてみてください。

学名：Strelitziareginae
タイプ：バショウ科ストレリチア属
原産地：南アフリカ
別名：バードオブパラダイス
英名：Birdofparadise
開花時期：5～10月頃
花色：オレンジ、青、赤の極楽鳥のような見た目
草丈：30～1.5m
耐寒性：5℃まで
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たりを好みますので、春～秋の間に日を当てることで株が強くなります。
特に、花を咲かせたい場合は積極的に日光に当てましょう。
夏の強い日差しで葉焼けするおそれがありますので、夏はカーテン越しなどで遮光して、日光を当てましょう。
耐陰性もあるので、室内で育てることもできます。
比較的寒さに強い品種ですが、秋に最低気温が10℃を下回ったら、室内に移動させましょう。

■用土
水はけの良い土壌を好みます。
市販の観葉植物用培養土を使用するか、赤玉土7、腐葉土3の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
多肉質の根を持つため、乾燥には比較強く、逆に土が常に湿っていると、根腐れを起こすおそれがあります。
乾燥気味に管理しましょう。
・春～秋
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
夏は葉水も与えましょう。
・冬
気温が下がると生長が緩慢になり、水を多く必要としなくなります。
表面の土が乾燥して2～3日経過してから、水やりを春～秋同様に行ってください。

■葉水
葉水は、乾燥を防ぐだけでなく、ハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどでするようにしましょう。
葉にホコリが積もりやすいので、葉水のときに濡らしたティッシュペーパーか、ハンディモップを使って拭いて下さい。

■肥料
生長期の5～9月が適期で、花を楽しむ場合は肥料を施しましょう。
置き肥の緩効性肥料を、2ヶ月に1回のペースで施してください。
液肥の場合は、2週間に1回のペースで施してください。
室内で管理している場合、有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
また、冬に肥料が残らないように注意してください。

■植え替え
多肉質の根を持つので、根が大きくなりすぎると、鉢を割る場合があります。
根がいっぱいになったら、新しい鉢・用土に植え替えましょう。

■剪定
生長期の5～9月が適期です。
剪定した場所から新芽は出てきませんので、切り落とす場所は枯れ葉や古い葉に留めてください。

■病害虫
ハダニ、カイガラムシなどに注意してください。

【お読みください】
造花ではありません。生きている観葉植物です。
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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