「バンビーノ」はイタリア語で赤ちゃんという意味があり、カシワバゴムをコンパクトにした小さいタイプの品種です。
シャベルのように曲がった葉が、上向きに整って生え揃う、美しい外観が魅力です。

螺旋階段にも見えるユニークで美しい姿は、どこに置いても存在感を放ってくれます。
耐陰性もありますので、年中室内で育てることができます。
リビングや玄関はもちろん、オフィスのインテリアグリーンにしてもよいでしょう。

学名：FicuslyrataBambino
タイプ：クワ科フィカス属非耐寒性常緑
原産地：熱帯アフリカなど
別名：カシワバゴムノキ、フィカス・リラータ、バンビーノ
樹高：60～300cm
耐寒性：10℃まで
耐暑性：40℃まで

【育て方】

■日当たり・置き場所
直射日光には当てず、レースのカーテン越しなど、滴度に遮光してください。
耐陰性はありますが、暗すぎると葉が落ちてしまいますので、室内でも明るい場所を選んで置いてください。
冬場は、窓辺に置くと外気温に晒され株が弱ってしまいます。
室内の温かい場所で管理してください。
また、風通しが良い環境を好みますが、エアコンなどの風を直接当てないでください。

■用土
高温多湿を好みますが、水はけの良い土壌を使うほうが、根腐れなどを予防できます。
市販の観葉植物用の土を2、赤玉土、鹿沼土1の割合で配合したものや、赤玉土7、腐葉土3の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
季節によって変わりますが、土が常に湿っている状態は避けてください。
・春～秋
土が表面から5cmほど乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
・冬
気温が15℃を切ると生長が緩慢になり、水を多く必要としなくなります。
表面の土が乾燥して2～3日経過してから、水やりを春～秋同様に行ってください。

■葉水
葉水は、乾燥を防ぐだけでなく、ハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどでするようにしましょう。
葉にホコリが積もりやすいので、葉水のときに濡らしたティッシュペーパーか、ハンディモップを使って拭いて下さい。

■肥料
春～秋にかけて月に1回程度、置き肥の緩効性肥料を適量施してください。
液体肥料を施す場合は10日に1回のペースで施しましょう。
冬に肥料が残らないように、注意してください。
室内で管理している場合、有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。

■剪定
適期は5～10月の温かい時期です。
伸びすぎた枝や茂りすぎた葉、枯れ枝などを中心に切り落とし、風通しを良くしましょう。
ゴムの木の仲間なので、樹液が肌につくと荒れてしまうことがあります。
樹液が肌についた場合、水でしっかりと洗い流してください。

■病害虫
乾燥すると出てくる、ハダニなどに注意してください。

【お読みください】
造花ではありません。生きている観葉植物です。
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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