ユーカリやカリステモンに似た植物で、オーストラリア原産のネイティブプランツです。
他のメラレウカと比べ開花時期が長く、藤色のブラシのような花を、何度も咲かせてくれます。
葉は小さい涙型で、繊細で美しい雰囲気が楽しめます。
他のメラレウカよりも樹高が低く、生長も遅いため、グランドカバーに最適な品種です。
生け垣や花壇のワンポイントとしても使いやすいため、お庭のどこに置いてもよく映えます。

医療用・アロマテラピー用の精油「ティーツリー油」は、このメラレウカの枝葉をすりつぶしてできたものです。
葉には殺菌力があり、人間には安全で、幼児の衣料の洗浄にも利用されています。
剪定後の葉を乾燥させて、不織布の袋に入れれば、ポプリとしても利用できる、たくさんの楽しみ方がある、便利な樹でもあります。

学名：Melaleucathymifolia'ThymeHoneymyrtle'
タイプ：フトモモ科メラレウカ属耐寒性常緑低木
原産地：オーストラリア
別名：ティーツリー
開花時期：6月～12月
花色：藤色
樹高：50～100cm
耐寒性：-2℃まで
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
日光をよく好むため、日当たりの良い、北の冬風が当たらない場所で管理しましょう。
耐寒性が強くはないため、冬の北風や霜にあたると、葉が傷んでしまいます。
太平洋岸の西南暖地であれば地植えのまま冬越しできますが、それ以外の地域では、鉢植えで管理し、冬は室内に取り込みましょう。

■水やり
鉢植え、庭植えともに、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
鉢植えの場合は、水切れさせると葉が落ちるので注意しましょう。
冬は乾かし気味に管理しましょう。

■用土
水はけと通気性のよい土壌を好みます。
市販の草花用培養土を使用するか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1(またはパーライト)の割合で配合したものがよいでしょう。

■肥料
新芽が伸び出す春と、その後の成長期にかけて、緩効性肥料を適量施してください

■ふやし方
さし木：4月および9月ごろに、茎の先端を6～8cmくらいに切り、下葉を落として清潔な用土にさします。
その後は日陰で乾かさないように管理します。
発根には1か月くらいを要するので、その間、さし穂を動かしたり、水切れさせないように注意し、発根を待ちましょう。

■病害虫
目立った病害虫はありません。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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