シルキーパイナップルは、台湾産の「ミルクパイン」の近縁種と言われており、ホワイトパイナップルとも呼ばれています。
果肉白く、果肉の繊維が絹のようです。

糖度が高く、約23度もあります。
これは平均的なパイナップル(糖度約15度)、イチゴのあまおう(糖度9.6度)、シャインマスカット(糖度15～17度)と比較すれば、いかにシルキーパイナップルの糖度が高いかが分かります。
また、果肉の筋が柔らかいので、中の芯まで食べられます！
柔らかくて甘い果肉を、ぜひもぎたてで味わってください。
※実にはトゲがありますので、収穫などの際には軍手などをして怪我を予防してください。
※出荷時期により、葉だけの状態で出荷します。実付きのご指定はできません。

学名：Ananascomosus
タイプ：パイナップル科アナナス属多年草
別名：ホワイトパイナップル
開花時期：5月頃
露地栽培収穫時期：8月から9月頃
果重：2.5kg～3kg
成長時の樹高：約1.2m
耐寒温度：-2℃まで
耐暑性：高い

【パイナップルの収穫について】
パイナップルは一度実がなった茎にはもう生りません。それは同じ仲間のアナナスと同じです。
その茎はもう成長しませんが脇の下の方から新しい芽が何本か伸びてきて実をつけることになります。
パイナップルの産地の畑ではそのまま植えかえず、5～6年同じ株から収穫するようですが、鉢栽培では成長する空間に限界があるので、脇芽がある程度大きくなったら鉢から抜いて、親木から切り離して新しく鉢に終えつけて育てます。
残った親木は捨てて下さい。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日光がよく当たる場所を好みます。
日光が不足すると軟弱気味になり、果実も小さくなるので注意しましょう。
冬場でも、室内に取り込めば実の収穫が可能です。

■水やり
6～9月のあいだは3～4日の1回のペースで、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりしてください。
それ以外は週に1回のペースで、冬は乾燥気味に管理してください。

■肥料
春から秋にかけての成長期に、チッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの化成肥料を適量施してください。

■用土
水はけの良い、弱酸性の土壌を好みます。
同じ弱酸性を好むブルーベリー用培養土を使用するか、鹿沼土7、腐葉土3の割合で配合したものがよいでしょう。

■植え替え
子株が多くなってしまった株は、株分けを兼ねて春から夏ごろに植え替えを行いましょう。

■ふやし方
さし木：5月から7月に、果実の上部にあるクラウン(冠芽)をさし木すると容易に活着し、苗をふやすことができます。
軍手をはめてしっかりと持ち、回転させながら引っ張ると簡単に分離させることができます。
分離したクラウンは、鹿沼土などの用土にさしてください。
さし床は、半日陰で用土をやや乾かし気味にし、葉水を与えて湿度を保つようにして管理します。

■枯れ葉取り
枯れた下葉はそのままだと長期間残って見苦しいので、とげなどに気をつけながら切り取るとよいでしょう。

■病害虫
カイガラムシなどに注意してください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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