なかなか見られない、珍しい熱帯フルーツです。
マオリ語で緑色を意味する「カイテリ」は、早生種で大きな実をつけます。
食感はなめらかで、グァバや西洋梨に似た甘みが楽しめます。

さらに、夏には直径4～5cmの花をつけます。
花色は白で、花の中央にある蕊(しべ)の量が多く、長いので、とてもユニークな花姿が楽しめます。
比較的生長が早く、樹勢は強く、樹形は直立する品種です。
実をつけるには、別品種のフェイジョアが必要になりますので、ご注意ください。

学名：Accasellowiana'Kaiteri'
タイプ：フトモモ科フェイジョア属耐寒性常緑低木
原産地：ニュージーランド
別名：フェイジョア、パイナップルグアバ
英名：Feijoa'Kaiteri'
開花時期：夏頃
花色：白い花弁に、紅い蕊(しべ)
収穫時期：7～10月頃
果実の大きさ：約165g
結実年数：2～3年
樹高：約4m
自家結実性：なし(別品種のフェイジョアが必要です)
耐寒性：-10度まで
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
日光を好みます。
鉢植え、地植えともに、日当たりが良好な場所で管理してください。

■用土
水はけと保水性が両立した土壌を好みます。
市販の果樹用培養土を使用するか、赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
地植えは3、10月に、鉢植えは3、7、10月に、有機肥料か、即効性の化成肥料を適量施してください。

■剪定
適期は3月上旬～4月中旬です。
強い剪定は避け、間引くように枝を整えてください。
下垂気味の弱い枝に大きな実をつける特性があるので、誘引して下垂する枝を多く作ると、収穫が期待できます。

■人口受粉
本種は自家結実性がないので、多品種のフェイジョアが必要です。
開花した異なる品種の花を持ってきて、雄しべの先端を押し付けあいましょう。
1つの花で、10つほどの花を受粉させることができますが、古い花では失敗することがあります。
可能なら、当日に咲いた花を使いましょう。

■収穫
追熟は必須です。
直接もぎ取るのではなく、落果した果実を広い、香りが出るまで追熟させましょう。
長く保存したい場合は、落果直前に収穫し、冷蔵庫に入れましょう。
冷蔵庫に保存した実を食べる場合、冷蔵庫から出して、香りが出るまで追熟させてください。

■病害虫
コウモリガ、ハダニ、コナジラミ、ハマキムシ、ミノムシなどに注意してください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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