修景ばらという種類に分類される、グランドカバーに最適なバラです。
フランスのメイアン社が20年近くもの時間をかけて開発した品種で、日本の環境にも馴染みやすく、病気や寒さ・暑さにも強く、花つきも良く、コンパクトと魅力がたくさんつまっています。

樹高は50cmと低く、横に伸びる幅も1mにも満たない程度でおさまりますので、剪定などの手間なしに、コンパクトな樹形が楽しめます。
花も四季咲きで、春から秋の長い間楽しめます。
丈夫で、日本の環境によく合い、長い間たくさんの花が咲き、しかもコンパクトという、日本のお庭にピッタリな条件がたくさん揃った、大変育てやすい品種です。
花壇にも、玄関前やお庭の演出にも、低い生垣としても楽しめる、初心者の方から慣れた方まで広くオススメできるバラです。
ドラフトローズ・ピーチは、オレンジ～ピンクピーチ色の八重丸弁カップ咲き(花びらが何枚も重なって花が形成され、花びらの先が丸く、横から見るとティーカップのような輪郭になる花)が綺麗な品種です。
※ドリフトローズは、突然変異による枝変わりで生まれた品種のため、枝変わりや先祖返りしやすく、一枝だけ異なる花色が咲いたり、突然花色が変わったりします。ご了承ください。

学名：RosaceaeRosa’PeachDrift’
タイプ：バラ科バラ属耐寒性落葉低木・花木
別名：ピーチドリフト
開花時期：5～11月(四季咲き)
花色：サーモンピンク(枝変わりや先祖返りしやすく、一枝だけ異なる花色が咲いたり、突然花色が変わったりします。)
草丈：約50cm
耐寒性：-15℃まで
耐暑性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
年間を通して、日当たり、風通しの良い戸外で管理しましょう。
寒さに強いので、基本的に戸外でも冬越し可能です。

■鉢植えの場合
6号から7号程度の鉢を用意します。
鉢底にゴロ土を入れ、バラの専用培養土か赤玉土と腐葉土を6：4で混ぜた土を用い、肥料を混ぜずに植えましょう。
春の新苗は、根鉢の土を崩さないように、そっとポットから抜いて植え付けてください。
植付け後、鉢底穴から水が流れ出るようになるまで、たっぷり水やりしてください。
晩秋～冬の休眠期は、水の吸収量が減ります。
水の与えすぎによる根腐れや病気に注意して、土の乾き具合を観察しながら水やりしましょう。
3月半ば～10月末まで固形肥料を月に1回置き肥し、10日に1回薄めた液肥を施しましょう。

■地植えの場合
地植えにする場合は、植え穴を深さ30cm、幅20cmほど大きく掘ります。
元肥としてバラの肥料などを適量使うか、有機配合肥料などを根が直接肥料につかないよう掘り土を上に重ねて苗を植えましょう。
ポットから根鉢をそっと抜いて、根鉢を崩さずに植え付けます。
根が張るまで、植え付け後1ヶ月くらいは定期的に水やりしましょう。
水が不足すると、葉が黄ばんだり落葉したりしますので、定期的に様子を見ましょう。
晩秋～冬の休眠期は、水の吸収量が減ります。
水の与えすぎによる根腐れや病気に注意して、土の乾き具合を観察しながら水やりしましょう。

■病虫害の防除
春・秋はうどん粉病に注意し、薬剤を週1回散布しましょう。
病気の枝葉は切り取って焼却します。
春～秋はアブラムシも発生しやすいので、マラソン乳剤やスミチオンで駆除しましょう。
ハダニは専用薬で駆除します。
また、木酢液などの土壌改良剤を散布すると病虫害への抵抗力が高まります。
開花後の花がらは、切り取ってください。
四季咲き種は夏も蕾をつけますが、夏の間は蕾を切り、木を休ませると、秋にまた良い花が咲きます。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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