フィロデンドロン・セロームは、大きな切れ込みが入った葉が魅力的な観葉植物です。
葉の切れ込みは大きく、手のひらのように広がっています。
葉は波打つようなウェーブ状で、輪郭だけが明るく発色しているため、その独特な葉の輪郭がはっきりとよく見えます。

上下のバランスも、よくとれています。
茎はまっすぐ縦に伸び、葉は株の上部にしっかり留まります。
そのため、暗めの葉色が上部に密集し、いっぽう下部の茎はすっきりとしており、ゴチャゴチャした印象を与えない、インテリアグリーンとして非常に優秀な品種です。
フィロデンドロンの中でも比較的寒さにも強く、日当たり等に考慮すれば、リビングやオフィス、玄関などに置くことができます。
比較的育てやすく、初心者の方にもオススメです。

学名：Philodendronselloum
タイプ：サトイモ科フィロデンドロン属
原産地：中央・南アメリカ
草丈：1.5～2m
耐暑性：強い
耐寒性：5℃まで

【育て方】

■日当たり・置き場所
日が強いと葉焼けを起こしてしまいます。
カーテン越しに日光が当たる場所か、明るい半日陰の場所が良いでしょう。
室内で管理する場合は、エアコンの風などが直接当たってしまうと、枯れてしまうことがあるため、注意してください。

■用土
水はけの悪い土を使ってしまうと、根腐れを起こしてしまう可能性があります。
市販の観葉植物用の土を使用するか、赤玉土小粒6、腐葉土3、川砂1の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
基本的には、土の表面が乾燥したら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと水を与えてください。
生育期である夏は、特によく乾くので、注意して水やりをしてください。
冬になり、気温が下がると、生長が止まります。水やりを控え、1週間に1～2回程度水やりをするようにしましょう。
また、室内で育てる場合は、ハダニがつきやすくなりますので、確認も兼ねて葉水をしましょう。

■肥料
冬場の生長が緩慢になるときに、肥料を与えてしまうと、肥料焼けをする可能性があるので、春～秋の生長期に施してください。
肥料の種類は、適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を施してください。
有機肥料ではなく、化成肥料を使うことで、コバエの発生を予防することができます。

■病害虫
病気は軟腐病を、害虫はハダニ、アブラムシ、カイガラムシなどに注意しましょう。

【お読みください】
造花ではありません。生きている観葉植物です。
出荷タイミングにより、鉢の形や鉢色が変わる場合があります。
商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。
また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます。予めご了承下さい。

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