初心者にも丈夫で育てやすい観葉植物として人気！
原生地では20mにもなる高木ですが、盆栽仕立てのように鉢植えにして小さくして楽しめます。
幹の途中から「気根」という根を出し、地面に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。
地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、風に揺れる気根は不思議な雰囲気を醸し出しています。
沖縄に自生していて、現地では幸せを呼び込む「多幸の木」と呼ばれて大切に扱われています。
日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。

付属の鉢は、二重構造になっています。
内側はハイドロコーンで植えた内鉢、外側は水が貯まる貯水槽となっており、土を使わずに育てる「水耕栽培」ができるセットになっております。
水位計も付いており、水やりのタイミングが一目で分かるので、水のやりすぎや、乾燥しすぎて枯れるということがありません！
また、土を使わないため、土に根付く害虫の発生も抑えられる等、手軽に育てられる魅力がたっぷりつまっております。

学名：Ficusmacrocarpa
タイプ：クワ科イチジク属非耐寒性常緑高木
別名：キムジナー
原産地：東南アジア、台湾、沖縄、オーストラリア北部、ミクロネシアなど
耐寒性：10℃まで
耐暑性：強い

【育て方・管理方法】

■日当たり・置き場所
・屋外
春～秋にかけて、屋外で管理することができます。
夏場の直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こす場合あります。
夏場は半日陰か、カーテンや遮光ネット、寒冷紗などで、30～50％の遮光をすると安心です。
気温が高ければ高いほど葉焼けが起きやすくなるので、暑すぎる場合は日陰に移すことをおすすめします。
・屋内
耐陰性があるので、屋内でも日光が入る場所なら育てることができます。
しかし日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。
室内でも直射日光を当ててしまうと、葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。
また、エアコンなどの風が直接当たると、葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動してください。

■温度
高温には強い植物ですが、低温には弱いので、寒さに当てないよう気をつけましょう。
気温が低くなってきたら生長が緩慢になるので、室内に取り込んで下さい。
ある程度の大きさになり、根がしっかりと張っていて健康な株であれば、関東以南の比較的暖かい地域であれば屋外越冬が可能です。

■水やり
水位計を見ながら、適時水を入れてください。
また、冬場などは水分の吸収量が減るため、長期間鉢に同じ水が溜まっている場合は、水を交換してください。
以下は、水やりの目安です。
・春～秋、気温が10℃以上のとき
春～秋が成長期になります。たっぷりと水を与えてください。
・冬、気温が10℃以下のとき
気温が10℃を切ってくると、成長が緩慢になってきます。
そのため、水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らしてください。
※根腐れ防止剤を入れることで、水が腐りにくくなり、失敗が減ります。
また頻繁に水を入れ替える必要もなくなのでオススメです。

■葉水
葉水は、乾燥を防ぐだけでなく、害虫を予防する意味もあるので、季節を問わず、霧吹きなどで葉水をするようにしましょう。
葉にホコリが積もりやすいので、葉水のときに濡らしたティッシュペーパーか、ハンディモップを使って拭くと良いでしょう。

■肥料
水耕栽培の場合、それほど肥料は必要としません。
しかし肥料を施すことで、葉を大きくしたり、生長を促進することができます。
春～秋の間、月に2回ほどのペースで、水溶性の液体肥料水に混ぜて薄め、適量施してください。
肥料を使うと藻が発生しやすいので、定期的に鉢を洗ってください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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