葉脈が浮き出る、独特な葉を持つ品種です。
最も人気があるともされる本種は、葉脈の模様が美しく、また葉色の移り変わりも楽しめます。

新芽は淡緑、初夏には黄色、夏は緑、秋は橙、冬は赤という、紅葉の王道とも言える色の移り変わりに、それぞれの葉色ごとに浮かび上がる葉脈がとても綺麗です。
お庭に植えると、普通の紅葉とは違う葉の美しさを存分に堪能することができます。
季節が移ろう楽しみを増やしてくれる、庭木にピッタリな品種です。
育てやすく、初心者の方にもオススメです。

学名：Acerpalmatumhybrids
タイプ：ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属耐寒性落葉中高木
開花期：4～5月
樹高：約2m
耐寒性：強い
耐暑性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たりを好みますが、株元に直射日光が当たると、弱ってしまいます。
直射日光がどうしても当たる場合は、マルチングして日光から守りましょう。
また、西日などの強すぎる日差しにも弱いので、午前中だけ日の当たる場所が理想です。

■用土
肥沃で水はけが良く、保水性の良い土壌を好みます。
赤玉土(小粒)をベースに、腐葉土と黒土を混合(目安：赤玉土7、腐葉土1、黒土2)して植えつけます。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から溢れ出るぐらいたっぷり与えます。
夏場は、乾燥しやすいので、朝夕の2回水やりを行いましょう。
また、葉の乾燥を防ぐために、葉にも水をかけます。
地植えの場合は、土質や種類にもよりますが、基本的には雨が当たる場所では雨にまかせて、雨が降らない場合は、土が乾いたら与えてください。

■肥料
夏をのぞいて、2～3ヶ月に1回のペースで、緩効性肥料などを適量施してください。
地植えの場合は特に必要ありません。

■病害虫
害虫：アブラムシ、テッポウムシに気をつけます。
特にテッポウムシは、枝や幹の中を食べてしまい致命的になりますので、地面におがくずが出ていないかチェックしましょう。

病気：うどんこ病、すす病に気をつけます。日当たり、風通しをよくするようにします。

■植え替え
適期は10～11月、2月です。
2～3年に1度、一回り大きい鉢に植え替えましょう。

■剪定
適期は、落葉後の11月下旬～12月下旬です。
落葉し、新芽が出たら、その年は控えてください。
自然に放置しても美しい樹形を保つので、見た目に不満がなければ、無理に剪定する必要はありません。
徒長枝や込み枝、からみ枝などを剪定するようにしましょう。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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