【品種特徴】
丸い葉に、淡い緑葉が白銀色に光る葉色が美しい品種です。
一般に「銀丸葉ユーカリ」という名前で流通しており、丸葉系の原種とも言われています。
他のユーカリよりも白が強く出ており、清涼感のある見た目と香りが楽しめます。
大きくなると耐寒性は上がりますが、幼株期は5℃までと寒さに弱いので、防寒対策を行ってください。

【ユーカリについて】
ユーカリは、オーストラリア原産の植物で、多くの種が存在します。
そのどれもが、独特の形をした葉を持ち、それぞれの種類によって異なる形・葉色を楽しむことができます。
幹や樹皮が美しい種もあり、庭のシンボルツリーとして人気があります。
葉は強い芳香を持っており、リラックス効果や抗菌効果、虫除け、蚊よけなどの効果が期待できます。
こうした魅力から、ユーカリは世界中の庭木や公共施設、アロマテラピーなどに利用され、多くの人に親しまれています。

学名：Eucalyptus pulverulenta 'Baby Blue'
タイプ：フトモモ科ユーカリ属半耐寒性常緑高木
原産地：オーストラリア２
別名：銀丸葉ユーカリ
樹高：2ｍ～
耐寒性：5℃まで(大きくなると耐寒性が上がります)
耐暑性：強い(高温多湿には弱い)

【育て方】

■日当たり・置き場所
地植え・鉢植えともに、日当たりが良く、風通しの良い場所で管理してください。
夏の蒸れが苦手ですので、湿気が少ない場所が適しています。
根が浅いので、強風に注意してください。

■用土
弱酸性の用土を好みます。
水持ちが良いと根腐れしやすいので、乾きやすい土(軽石などが多めの土)を使用してください。
赤玉土小粒6、腐葉土2、パーライト1、ココヤシ繊維かピートモス1で配合した用土や、市販の草花・ハーブ用の用土に赤玉土小粒を足したものを使うと良いでしょう。

■水やり
乾燥には強いですが、過湿に弱いので、やりすぎると根腐れをします。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いて2日ほど経ってから与えてください。
地植えの場合は、土質や種類にもよりますが、基本的には雨が当たる場所では雨にまかせて、雨が降らない場合は、土が乾いたら与えてください。

■肥料
元肥を施した後の追肥は、基本的に必要ありません。

■剪定
年数はかかりますが、樹高がかなり高くなる品種なので、シンボルツリーとして使えます。
また、剪定次第では低くブッシュ型に仕立てることも可能です。
ただ大木になると、ユーカリ周辺の土が根から出る成分で酸性になり、他の植物が育ちにくくなることがありますので、酸性土壌を好む植物と植栽することを推奨します。
剪定は周年可能ですが、日本の高温多湿が苦手な面があり、生長が弱まるので、盛夏の剪定を避けた方が無難です。

【お読みください】
出荷タイミングにより、鉢の形や鉢色が変わる場合があります。
商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。
また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます。予めご了承下さい。

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