枝の先が、三つに分かれる姿から、そのまま「ミツマタ」と呼ばれています。
ミツマタの樹皮を原料とした紙は光沢があり丈夫ということで、和紙はもちろん、日本紙幣の原材料にもなっています。
中国大輪ミツマタは、枝がミツマタの中でも太いほうで、枝分かれしたその先に、約5cmもの大輪を咲かせます。
花は爽やかな香りを放ち、見栄えも良い花を、春先から楽しめます。

さらに、剪定しなくても、勝手に半球状に樹形がまとまるので、手間もかかりません。
樹木のまとまりがよく、花も美しいので、庭木や鉢花のほか、盆栽としても活用されています。シンボルツリーや記念樹にもぴったりです。
寒さや暑さに強く、病害虫の心配も少ない、育てやすい、初心者の方にもオススメの品種です。

学名：Edgeworthia chrysantha
タイプ：バラ科サクラ属 耐寒性落葉小高木
原産地：日本
別名：三叉、三椏
英名：
開花時期：3～4月
花色：黄色
花径：5cmほどの大輪
樹高：1～2m
耐寒性：強い
耐暑性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たりが良く、強風の当たらない場所で管理してください。
半日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと花付きが悪くなりますので、注意してください。

■用土
水はけのよく、有機物の多い肥沃な用土を好みます。
草花用の用土に、川砂などを混ぜたものなどがよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、植え付けてから1年間は、鉢と同じように、土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えてください。
1年経過し、完全に根付いたら、基本的に水やりは必要ありません。
雨が降らない日が続き、極端に乾燥した場合は、水やりしてください。

■肥料
1～2月ごろに寒肥として、油かすなどの有機質肥料を適量施してください。
3月9月ごろに、油かすや骨粉などを適量施してください。

■植え付け
適期は２～３月か、１１～１２月です。
根の周りに付いている土は落とさず、そのまま植えてください。
一度植え付けると、場所の移動は困難ですので、ご注意ください。

■植え替え
11月～梅雨に入るまでが適期でが、注意が必要です。
根が繊細で傷つきやすいため、植え替えをすると枯れる場合があります。
地植えにしてずっと同じ場所で育てるか、大きめの鉢を用意して、鉢植えにしましょう。

■選定
何もしなくても、美しい半球形の樹形になります。
枝を整える場合は、1～2月に、不要な枝を取り除いてください。
株をコンパクトに切り戻しする場合は、花が終わった後に行ってください。

■病害虫
丈夫で、ほとんど心配ありませんが、害虫のテッポウムシに注意してください。

【お読みください】
落葉樹ですので、季節によっては葉の無い状態で出荷します。
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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