一重咲品種です。
北海道から九州まで見られる落葉性の低木です。
美しい山吹色の花が咲くので『万葉集』にも詠まれるなど、古くから観賞されてきました。
日本原産種なので、極端に乾燥しない日なたから半日陰であれば、栽培は容易で、毎年美しい花を楽しむことができます。

学名：Kerria japonica
和名：山吹
タイプ：バラ科ヤマブキ属
耐寒性落葉低木
原生地：日本
開花期：4月～5月
花の色：黄金色に近い黄色

※落葉樹ですので晩秋から4月頃までは葉の無い状態で出荷します。
※出荷タイミングにより、鉢の形や仕立てが変わる場合があります。
※商品の特性上、背丈・形・株張り等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。
※また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます。予めご了承下さい。

【育て方】

■日当たり・置き場
水はけがよく、腐植質に富む、少なくとも午前中は日が当たる場所で育てます。
夏は、土壌の乾燥に注意して育てましょう。
1枝の寿命は3～4年といわれます。
地際から新しい枝が次々と伸びてくるので、植え場所は、広めにとるのがポイントです。

■植えつけ、 植え替え
ポット苗なので根鉢の土を崩さなければ年中植付け可能です。
ヤマブキは根が粗いので、そっとポットから根鉢を抜いて植えてください。
地植えの植えつけは、根鉢の大きさの倍の深さ、幅の植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥などを混合して行います。
根鉢のまわりに十分水を注ぎ、棒などでつついて根と植え土をなじませます。
ぐらつく場合は支柱をします。
鉢植えの場合は8号から10号鉢程度の深鉢に培養土を使って植えてください。

■水やり
特に必要ありませんが、乾燥には弱いので、夏の高温期には、朝か夕方に水やりをします。

■肥料
2月上旬から3月下旬に寒肥、開花後の6月に、緩効性化成肥料や、固形の配合油かすを施します。

■主な作業
剪定：
ヤマブキの枝は寿命が短いので、新しい枝に更新しながら株を大きくしていきます。
また、樹高も低く、枝の途中で剪定すると、そこから枯れ込むことがあります。
剪定は11月から3月上旬の落葉中に、枯れ枝を基部から切り除く程度にします。

■病気と害虫
病気：特にありません。

【お読みください】　
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。 ご了承ください。

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