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韓国書籍 酒類文学の大家クォン・ヨソンが小説ではまだ全て解けなかった舌の言語で作ったご馳走 「今日は何を食べようかな？」 散文集

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■ 発刊日：2023.05.15以後
■ 規　格：128＊188 / 248P
■ 著　者：クォン・ヨソン
■ 出版社：ハンギョレ出版

★この本は韓国語で書かれています。

■ Book Info

「世の中にまずい食べ物は多くてもまずいつまみはない。
食べ物の後ろに「おつまみ」とだけ付いていれば、食べられないものはない。」

小説家クォン・ヨソンの「食べ物」散文を装った「おつまみ」散文集
食べて飲む話から感じてしまう母国語の力

作家クォン・ヨソンの初散文集。 小説集「さよなら酔っぱらい」で「酒類文学の威厳」という賞讃を受けたことがある著者が「食べ物」散文を請託されて書いた事実上の「おつまみ」散文集だ。 小説では、これまですべて解けなかった食べて飲む話が本格的に食卓いっぱいに用意される。

本では季節にふさわしい多様な食べ物が計5部、20章にわたって紹介される。 大学時代に初めてスンデを食べた後、味覚の新世界を経験し、食欲を広げていき始めた著者にとって食べる行為は一日を細かく区分させ、食べ物は「危機と葛藤を作る」こともあり「和解と慰め」もする重要な媒介体だ。

辛い食べ物に対する愛情は運命のようなものであり、断食以後に味わう「肝気」は復活の食べ物に他ならない。 創作村の作家たちとの出会いでも、地元の中華料理店読者との出会いでも、食べ物は新しい関係を築く上で重要な役割を果たす。

この他にも旬の材料を選び、念入りに手入れをし、調理して食べる過程までの話を聞いていると、それこそ最高の食べ物を食べた時の満足感を、快感に近い母国語の力が感じられる。 この散文集は酒類文学の大家クォン・ヨソンが小説ではまだ全て解けなかった、そして今後もできないそれこそ「舌の言語」で作ったご馳走だ。

■ 目次

酒飲みの母国語

第1部 春 : 青春の味
第2部 夏 : 以熱治熱の味
第3部 秋 : 甘い味
第4部 冬 : 最初の味
第5部 季節の変わり目