ビタミンC単体では効かないという文献が多すぎます。例えばビタミンCは体の中に入ると2時間くらいの短い命なんですよね。壊れてしまうんです。それに別のビタミン、例えばPなんかを5対１くらいで加えると、4倍は伸びて8時間は生きるんです。ビタミンＣは吸収性、機能性を考慮すると、アセロラに含まれている天然の物を使用しています。

これは証明されているわけです。あとビタミンEとCが助け合う、これは分かっているんです。ビタミンEというのは壊れては再生し、壊れては再生し…という変わったビタミンなんですね。ビタミンCがないと一度壊れたらそれっきり。とても短い命なんです。だからCはEを助ける。あとEもCを助けるだろう、と予想はできるんですが、証明がされていない。
こういったケースのように、経験的には分かっていますけど、証明されていない、ということが非常に多くあるわけです。解明できない事柄が実に多いんですよ。

私は、サプリをシリーズで考えていこうと思っているんですが、できるだけ動物性のものは使わないようにしようと思っているんです。例えば動物性でも機能性の良いものは沢山あるんですけど、敏感な方はうなぎでもじんましんが出るんですよね。
つまり人によっては、からだに異変を起こしてしまう確立もあるわけです。植物性となるとその確立はぐんと低くなります。 だから、今のところ動物性のものは何も使わずに、という方向性でいっています。

それからなるべく自然のものを、と心がけていますが、ある程度限界がありますよね。例えばパントデン酸なんていうのは、自然のものより石油から作ったものの方がはるかに安全なんですよ。

だから今、世界で出回っているパントデン酸はほとんどが石油製です。ビタミンKの役割をするということでカルシウムの吸収とかが非常にいいんですよ。
日本で売られているものは主に第一製薬が作っている石油製ですが、ほとんど副作用がありません。だからなんでも自然のものがいい、というわけではないですよね。かなり技術は進んでいるんです。

「ザ・ラスト」の成分の中には、当然多く摂りすぎると良くない、というのがあるんですよね。「ザ・ラスト」には２％しかいれないですけど、「これ以上は危ないんじゃないか」という量の半分以下しか取りようがないんですよね。
たとえば一気に飲んじゃう人もいるかもしれない。だからそこらへんはとても慎重にして、結果こういった成分量になっております。

「ザ・ラスト」のバージョンアップしたもので、「ザ・ラスト３」の中に 楊貴妃が愛用したというサージが含まれていますが、サージの原料を内モンゴル産でなく、チベット産にした理由と言うのはあるのでしょうか？

Ｄ：、内モンゴルっていうのは、まぁ両方とも乾いたところで自生するんだけど、内モンゴルっていうのは砂漠だよね。チベットっていうのは山だよ。高原だよ。非常に高いところにあるっていうことね。で、お互いに乾いてるとこだよね。地形的にこっちがいいっていう証明は到底できないけどね。あのー、楊貴妃はね、唐の都長安、今の西安だな。 中国の地図を見るとね、すごい西に傾いてんだよ。西の方にあるんだよ。チベットすぐそこだ。そこから物を食べたっていうのが普通だろうな。だからチベットの果物を常用したっていう文言がある。だからチベットに違いないね。 だから内モンゴルのものが悪いかっていうと、それは別だけど、唐の都に内モンゴルのものが入ってきたっていう可能性はないな。内モンゴルってずっと北の方だろ。北京の向こうなので。よくチベットのものって、結構いいものが多いっていう・・高い場所で乾いててね、やっぱ不毛の地だからね、そこで自生する、実を作るっていうようなものは非常に根っこが深いんだろうな。

だから、生命力がたいへんに強いものしか、自然には生えられないような厳しい場所だな。そういうところで実を結んだものだから、そら色んなものが入ってるよね。

そうそう、それは目のためじゃないのね。本当はね、アントシアニンっていうのはね、ポリフェノールとか他の有用成分を非常に引き出す強さがあるんですよ。だからそれがひとつの目的でいるんだよね。まぁ、そうたくさん要るわけじゃないから、補うってものなのです。