ラルガの特徴は大きく分けて4つあります。
1.ライズフロアーシステム
船底を5cm上げることにより、セルフベイラーモデルのデメリットである水の侵入を抑えることに成功しました!
水の侵入が減ったことにより回転性・直進性が向上するだけでなく、冷たい川の水に長時間浸かることで低体温症になってしまうリスクを下げることにも一役買っています。
それだけでなく、チューブがそりのような形になることでスケグに近い効果を発揮します。
2.安心の2気室構造
GRIFFON RAFTのストレウスと同じく、前後2気室構造を採用しました!
万が一、片方が空気が抜けてしまっても沈むことはないため、高価なバイクやキャンプ道具が沈んでしまうリスクを軽減します。
また、チューブの前と後ろで気室を分けることにより、艇全体の剛性が向上しています。
3.幅広サイズで安定性バツグン
幅約98cmと幅広サイズで設計しているので安定性抜群です。
コックピット部分も幅約40cmとゆったりした設計にしており、腰のホールド力が落ちる代わりに長時間のパドリングでも疲れにくいデザインにしています。
4.至れり尽くせりのデザイン
バイクや大量の荷物を積むために、船首部分は前後共に幅広、且つ水平になるようデザインしています。Dリングもバイクを積載することを意識した配置になっており、更にあえてロッカーを抑えめにすることで重い荷物を載せても安定性を損ないません。
ロッカーを抑える代わりに、船首形状はモーターボートのステムのような形状にデザインしており、ホワイトウォーターでは荷物の重さを生かして波を切り裂くように進むことが出来ます。
補足:ラルガにセルフベイラーを採用した理由の一つに、大量の荷物を積んだ際に困難となる、内部に溜まった水の排水があります。
グリフォンラフト ラルガ 〜類似モデルとの比較〜
https://youtu.be/aKHcGxXK5KY