カンテ・フラメンコの歴史の彼方の歌い手を偲び、そのスタイルを近現代のカンタオールが再現するシリーズ！
「ソレア・デ・アルカラ」の創造者、ホアキン・エル・デ・ラ・パウラ！
1875年アルカラ・デ・グアダイーラ（セビージャ）の城の洞窟でに生まれた。この洞窟は当時のヒターノ家族たちの本拠地であり、多くのカンテが育まれた。ホアキンは兄のアグスティンとともに、フラメンコの中で最も純粋で奥深いスタイルのソレアを創り出した。アルカラの歌と先祖たちの豊かなニュアンスをすべて受け継いだ彼は、多くの聞き手を獲得したが、プロにはならなかった。更にカンテの作詞にも才能を示し、トマス・パボンやマヌエル・トーレに影響を与えた。ホアキンのカンテは、甥のフアン・タレーガ、マノリート・デ・マリアに直接的に受け継がれた。また、アントニオ・マイレーナもホアキンを師と仰いでいる。録音ができる時代であったが、録音がないのが非常に残念である。
アントニオ・マイレーナ（ソレアレス）／アントニオ・エル・セビジャーノ（ソレアレス）／プラテーロ・デ・アルカラ（ソレアレス）／ペペ・エル・クラータ（ソレアレス）／ベルナルド・デ・ロス・ロビートス（ソレアレス）／ペペ・エル・クラータ（ソレアレス）／ペペ・デ・ルシア（ソレアレス）／ルビオ・デ・アルカラ（ソレアレス）／マノロ・カラコール（ソレアレス）／エル・ジュンケ（ソレアレス）